親知らずの治療
顎関節症の治療
ORAL SURGERY
ORAL SURGERY
親知らず(おやしらず)とは、大臼歯(大人の奥歯)の中で最も後ろに位置する歯で、正式な名称は第三大臼歯と言い、智歯(ちし)とも呼ばれています。 親知らずは前歯から数えて8番目にあり永久歯(大人の歯)の中で最後に萌出しますが親知らずが無い「先天性欠如」であることも多く、上下左右4本の親知らずが全てそろって生えているのは、現代日本人では36%です。親知らずは、他の永久歯よりも極端に遅れて生えてくるため、生え出る場所が不足し、位置異常を起こしやすく「傾斜」して生えたり、歯肉に埋まったまま「埋伏」したりすることがあります。
親知らずは、正しくかみ合っていないことも多く、なくてはならない歯ではありません。一番奥に生えるので清掃性も悪く、良い状態で維持することが難しいため、以下のようなケースでは抜歯をお勧めします。骨が柔らかい若いうちに治療ができれば尚良いです。
CTとは『コンピューターの断層撮影』で、CTは撮影したい部分を細かく輪切りにして、その断面の1つ1つを撮影する方法です。CT撮影を親知らずの抜歯に利用することで、一般の歯科医院にある二次元のレントゲンでは確認できなかった部分までしっかり確認することができるようになります。
親知らずの抜歯で注意することの1つに下歯槽神経(あごの骨の中を通っている神経)を痛めてしまうものがありますが、CTがあれば安全に治療することができます。
歯を抜くのが怖い、抜歯中の痛みが不安という患者さまには、笑気吸入鎮静法を用いて不安感やストレスから解放された状態で治療をお受けいただけます。
笑気吸入鎮静法とは、高濃度の酸素に笑気ガスを混ぜ、鼻から吸い込むことで短時間のうちにリラックス状態になり、気分が楽になるばかりか、痛みや恐怖心を軽くすることができます。笑気ガスは、治療後30分程度で体内から排出されます。
小児から大人まで幅広く適応できる副作用が非常に少ない安全な鎮静法です。
顎関節症は悪化させてしまうと肩こりや頭痛、手がしびれるようなこともあります。上記のような症状があれば早めにご相談ください。
顎関節は、耳の穴の前方にあって、下顎頭という骨のでっぱりと、下顎窩という骨のへこみ、そして関節円板で構成されています。関節円板は、下顎頭にぶらさがっていて、顎が動くときに、骨と骨がこすれないように、クッションの役割をしています。関節円板のおかげで顎関節はなめらかに動くことができるのです。
口を開けると痛い、大きく口を開けられない、顎を動かすとカクンカクンという音がするという顎関節症の症状は、関節円板のズレや変形が原因です。
就寝中にスプリントと呼ばれる専用マウスピースを装着し、かみ合わせの位置を変えることで、歯ぎしりやくいしばりを改善したり負担を分散することで症状を軽減する治療法です。
運動療法や薬物療法を行っても口が開けられなかったり、開きにくい場合に行います。麻酔や生理食塩水を使用した後に、ドクターの指示により顎を動かして位置を正していきます。
筋肉をほぐすマッサージを行います。これに加え、生活習慣の見直しを図ります。
(頬杖をしない、硬い物を痛みのある方で噛まない、食いしばらないように意識するなど)
本来、何も意識していない状態で上下の歯の間には空間があるものです。TCH(Tooth Contacting Habit)とは、歯列接触癖のことで、通常の状態で上下の歯が接触していることです。意識改善など時間をかけて治療を行います。
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